漠然とした不安ってどう処理したらいいの?ー漠然とした不安の対処方法についてー

みなさん、こんにちは。臨床心理士のさとうです。


突然ですが「なにかよくわからないけど不安だな」と思うときはございませんか?

よくカウンセリングにくる子どもたちに「どういうことが不安か教えてほしいな」と聞くと


「言葉では表現できない」

「なんだかよくわからないけど不安」

「ん〜漠然としているんだよね」

「これ!っというのは特にはない」


と言った答えを返してくれます。


「漠然とした不安?」そんなもの感じたことないなぁ


と思われる方ももちろんいらっしゃると思います。


こういった漠然とした不安が続くとどうなるのか・・・

身体症状としては

手足の震え

吐き気

過呼吸

動悸

発汗

不眠

めまい

腹痛

頭痛

などなど 様々なところで症状が出ます。


精神的な症状としては

落ち着きのなさ

集中力の低下

やる気の低下

緊張感の継続

リラックスができない

記憶力の低下

悲観的な考え

ミスの増加

人目が気になる

などなど このような症状も出ます。


お子さんの様子を見ていて当てはまった方はいらっしゃるのではないでしょうか?


「不安」の対象が明確な場合は対処も考えることができそうだけど「漠然とした不安」

となると対処方法がないのでは?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。


漠然とした不安の対処方法

この漠然とした不安をカウンセリングでどのように扱っていくかと言いますと


①本人が感じる「不安」が明確化するまでしっかりと話を聞き感情を受け止める


②「漠然とした不安」を感じたときにどのようにしたら気持ちを落ち着かせることができるのか一緒に考える


③どういったときに不安を感じやすいのか、不安が起こったときに自分はどういった状態になるのか自分を客観視する


などをあげることができます。


もしお子さんの様子を見ていて少しでも当てはまると思われた方はぜひ一度相談にお越しください。


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